以前こんなツイートをしました。




減量計画は、一般的に自分の1日に消費するエネルギー量を求め(求め方は色々ありますが、ここでは割愛)摂取エネルギーを計算し、その差から体重減少を推定していく方法が考えられます。①〜③の手順にて求めます。

①1日のエネルギー出納:ΔE(kcal)=摂取エネルギー(kcal)ー消費エネルギー(kcal)
②1日に増減する体重または脂肪量:w(kg)=ΔE×1/9000
③ある期間(Δt)の推定体重増減量:W(kg)=Σw(kg)dt

例を出して考えてみましょう。
男性 20歳 身長170cm 体重75kg 消費エネルギー2493kcal/日 摂取エネルギー1800kcal 減量計画は(仮に)1年(365日)とする

①1日のエネルギー出納:ΔE(kcal)=1800(kcal)-2494(kcal)=-693kcal
②1日に増減する体重または脂肪量:w(kg)=-693kcal×1/9000
③ある期間(X)の推定体重増減量:W(kg)=0.077×365(日)

推定体重増減量は-28.105kg
一年後の体重は、46.895kg=75kg-28.105kg
と推定することができます。

管理栄養士管理栄養士

しかし、上記の様な単純な計算では、体重は落ちません。

なぜでしょうか。

管理栄養士管理栄養士

いくつか要因はありますが、主なものとして、体重が落ちる分だけ基礎代謝量が減り、1日で消費するエネルギー量が減ることが考えられます。


この要素を加味してシミュレーションしたグラフがこちらです。
青:体重が落ちた分だけ基礎代謝が減った場合  緑:単純計算の場合

日数が経てばたつほど線形性は薄れ、漸近線となります。
またさらに摂取エネルギーが減少すると、ホメオスタシスにより、体は節約モードとなり、極力エネルギーを消費しない方向性となると考えられるため、実際はこの青線よりも体重減少は鈍化すると考えられます。

したがって、減量は、可能な限り細かくPDCAサイクルを回す必要があります。

計画を修正しながら、到達目標にアプローチしていく、積分の考え方と言えます。