第32回管理栄養士国家試験 臨床栄養学 117問目〜121問目

117 骨格筋量のアセスメント指標である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)肩甲骨下部皮下脂肪厚
(2)血中ヒスチジン値
(3)血清CRP(C反応性たんぱく質)値
(4)尿中アルブミン濃度
(5)クレアチニン身長係数

正解:(5)


118 経腸栄養法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)半消化態栄養剤は脂質を含まない。
(2)成分栄養剤の窒素源は、たんぱく質である。
(3)半固形タイプの栄養剤は、胃瘻に使用できない。
(4)下部消化管完全閉塞時には、禁忌である。
(5)下痢が生じた場合は、投与速度を速める。

正解:(4)


119 静脈栄養法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)末梢静脈栄養法では、1日に2,000kcal投与できる。
(2)末梢静脈栄養法で投与できるアミノ酸濃度は、30%である。
(3)中心静脈栄養法は、1週間以上は実施できない。
(4)中心静脈栄養法の基本輸液剤には、亜鉛が含まれる。
(5)中心静脈栄養法は、在宅では実施できない。

正解:(4)


120 食品が医薬品の薬理効果に及ぼす影響に関する記述である。(   )に入る正しいものの組合せはどれか。1つ選べ。
( a )であるワルファリンの薬理効果は、( b )を多量に含む食品を摂取することにより( c )する。

(1)抗炎症薬―――ビタミンA―――増強
(2)抗炎症薬―――ビタミンK―――減弱
(3)抗凝固薬―――ビタミンA――—増強
(4)抗凝固薬―――ビタミンK―――減弱
(5)抗凝固薬―――ビタミンK―――増強

正解:(4)


121 SOAPとその記載内容の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)S――低栄養状態である
(2)O――血清アルブミン濃度
(3)A――家に帰りたい
(4)A――嚥下調整食の指導
(5)P――水を飲み時にむせる

正解:(2)