第34回管理栄養士国家試験 臨床栄養学 111問目〜115問目

111 主観的包括的評価(SGA)に用いられる情報である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

(1)血糖値
(2)尿ケトン体
(3)便潜血
(4)仙骨部浮腫
(5)膝下高

正解:(4)


112 代償性肝硬変患者の栄養モニタリング項目である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

(1)肝性脳症の有無
(2)浮腫の有無
(3)筋肉量
(4)ウエスト/ヒップ比

正解:(3)


113 経鼻胃管にて、1.0kcal/mL半消化態栄養剤(常温)を100mL/時で250mL投与したところ、下痢を生じた。その対策に関する記述である。
最も適切なのはどれか。1つ選べ。

(1)脂質含量の多い経腸栄養剤に変更する。
(2)浸透圧の高い経腸栄養剤に変更する。
(3)2.0kcal/mLの経腸栄養剤に変更する。
(4)4℃にして投与する。
(5)25mL/時で投与する。

正解:(6)


114 末梢静脈栄養法に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

(1)1日に2,000kcalを投与できる。
(2)アミノ酸濃度20%の溶液を投与できる。
(3)脂肪乳剤は、1g/kg/標準体重/時で投与できる。
(4)ブドウ糖濃度30%の溶液を投与できる。
(5)浸透圧300mOsm/Lの溶液を投与できる。

正解:(5)


115 診療報酬における在宅患者訪問栄養食事指導料の算定要件に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)指導に従事する管理栄養士は、常勤に限る。
(2)算定回数は、1か月に1回に限る。
(3)指導時間は、1回20分以上とする。
(4)指導内容には、食事の用意や摂取等に関する具体的な指導が含まれる。
(5)訪問に要した交通費は、指導料に含まれる。

正解:(4)