管理栄養士の履歴書書き方

管理栄養士の就職・転職活動において、履歴書は第一印象を決めるものです。

基本的には一般的な履歴書と変わりないですが、管理栄養士ならではのポイントありますので、ご紹介していきたいと思います。

管理栄養士 履歴書の書くときの知識

時間に余裕を持って取り組む

手書きで記入するケースでは、記載間違いをすると、一から書き直す必要が生じたり、時間がかかってしまいます。また焦って書くことにより、記載ミスが続き負のスパイラルに陥ることがあります。また字から焦りがうかがえ、雑な印象が伝わってしまう可能性もあります。なるべく時間に余裕を持って、取り組むようにしましょう。

記入欄は全て記入する

これは基本的な事柄ですが、履歴書の項目に空欄があると、書き忘れているのか記入する内容がないのか、判断しにくい場合があります。例えば「本人希望記入欄」に書くことがなければ、「特になし」と記入しておいた方が親切でわかりやすいです。ただし、趣味や特技の蘭は可能な限り記載するようにしましょう。

自由記入欄で個性が出る

自由記入欄は、採用担当者に「自分の熱意や魅力」を伝えるチャンスです。自分なりの言葉で最大限にアピールするようにしましょう

手書きでは間違えたら書き直す

履歴書では、修正液や二重線での訂正はNGです。記入中に間違えてしまったときは、新しい履歴書に書き直しましょう。

終わったら必ず見直す

記入が終わったら、必ず見直しましょう。

誤字脱字がないか、学歴や職歴に間違いがないか、記入漏れがないかを隅々までチェックします。書き終えてその場でチェックし、更に少し時間を空けてからダブルチェックすることもおすすめです。

プチコラム〜履歴書は手書きかPCか問題〜

よく聞く話として、履歴書は手書きで書くべきだという話がありますよね。手書き推奨の論理を端的にいうと「履歴書を手書きで書くことは大変な労力を伴う。その労力を伴ってでも応募してくる気持ちや姿勢を評価したい」ということです。

皆さんはこれについてはどう思いますか?ごもっとも!と思う人もいれば、なんだかブラックっぽい組織だなと思う人もいると思います。確かに採用する側からみると、応募者が手書きで綺麗に履歴書を書いてきた場合や、一生懸命書いてきたことが伝わるような場合は、好印象を持つこともあるでしょう。しかし、手書きで書いてきたからといって、管理栄養士としての資質があるとか、仕事ができるかという話となれば、全くの別問題となるわけです。人によってはPCやワープロでさらっと記載し、体裁はしっかり整え、そつなく提出してくる方が「仕事が出来るようにみえる」ケースももちろんあるわけです。

我々は面接を受けてもらう立場であるので、そういったことをよく考える必要性があります。いざどっちを選択しようか迷った時は、手書きかPC、いずれか得意な方を選択することをおすすめします。字がうまかったり、自筆で書くことによるアドバンテージが見込められれば、手書き。PCを使いこなすのがうまければPCと。得意分野で挑戦するほうが結果的にあなたのキャラクターや長所が出やすくなり、物事は不思議と好転していくものです。またそのようにして、無理のない自分の得意分野を生かして就活を行い、結果として決まった職場であれば、後々のミスマッチングも少ないでしょう。

※あなたの強みを自分でしっかり把握しておくことはとても大切です。特に自己分析をやっていないあるいは、不十分な方は一度自己分析をやってみましょう。具体的な方法はこちらの記事をご参照ください。👉就職活動や転職活動における自己分析(自己分析の具体的方法)

管理栄養士管理栄養士

私の個人的な見解を述べますと、私でしたらPC入力をします。単純に字が上手でないのと、PCが得意な方だからです。

また、もし手書きにのみにこだわる職場で(例えばPCで打ち込んだ履歴書を面接等で咎められるようなことがあれば)、おそらくそこは、かなりの割合で経営状態が良くなく、組織がブラック化していると推察できます。

「一般常識」はどんどん変わっていきます。この機会にご自身でよく考え、選択なさって下さい。

各項目の書き方~基本編~

管理栄養士の履歴書

①日付

志望先に郵送する日や提出する日を記入します。記入漏れする人がいますので、必ず記入するよう心がけてください。

②証明写真

3ヶ月以内に撮影した証明写真を使用しましょう。

服装は必ずしもスーツでなくてもよいですが、基本的にはスーツの方が好印象を与えることができます。サイズは縦4cm×横3cmが一般的でしょう。基本的には写真屋さんでプロのカメラマンに撮ってもらいましょう。特に証明写真に力を入れている写真屋さんもありますので、そういうところで写真を撮ってもらうことを強くお勧めします。出来上がりが全然変わり、印象が良くなります。

③氏名・ふりがな

戸籍に登録された正確な氏名を記入します。氏名欄の上に「ふりがな」と書かれていればひらがなで、「フリガナ」と書かれていればカタカナで氏名のふりがなをふりましょう。

④現住所・連絡先

略さずに、都道府県から、アパート名や部屋番号まですべて記入しましょう。番地は「○ー○ー○」という表記より「○丁目○番地○号」と表記しましょう。連絡先は、現住所と違う場合のみ記入します。電話番号は、携帯電話番号と自宅(あれば)の番号の両方を記入します。今は固定電話番号を持っている人も少ないので、携帯電話番号だけでも可です。

⑤学歴・職歴

学歴は高校以降の入学・卒業を、職歴は現在までの入職・退職を全て記入します。

※中途採用では、学歴より職歴の方が重視される傾向にあります。

新卒と違い、即戦力を求める傾向があるからです。したがって、職歴では、どのような仕事をどのくらいの期間従事してきたかということをわかりやすく記載する必要性があります。

履歴書の職歴と、職務経歴書の書き分け

職務経歴書は具体的に詳しく業務内容を記載します。一方、履歴書の職歴はそれを簡潔に書いたものです。

しかし簡潔に書くとはいえども「会社名」「部署名」「役職名」は略さず、省略せず正式名称をしっかり記入するようにしましょう。履歴書の職歴欄における業務内容は、職務履歴書に記入するため基本的に不要です。

ただし会社名や部署名だけでは伝わりにくいと感じる場合は、かっこ書きで記入しても良いでしょう。

パート・アルバイトは、どんなに短くとも最低半年以上を目安とした期間勤めており、志望先の業務に関連する場合であれば、アピールできるチャンスになります。

退職理由は、「一身上の都合により退職」と簡潔に書き、詳細な理由は省略します。

⑥免許・資格

保有している資格・免許を取得時期の古い順番で記入します。管理栄養士免許取得者は栄養士は省略して、管理栄養士の免許のみを記入します。また現在養成校におり、管理栄養士国家試験を受験予定の方は、年月日のところを「現在」とし、免許・資格欄に「管理栄養士試験受験予定」とアピールしても良いでしょう。

栄養士免許以外では、「普通自動車免許」や各種関連学会が定める「認定資格」などもアピールの材料となりますので、必ず書くようにしましょう。

英語などは英検2級以上、TOEICであれば600点以上と、あまり低い級や点数は記載しないようにしましょう。

⑦趣味・特技

趣味・特技の欄は、自身の人柄をアピールできる項目です。仕事とは直接関係のない項目になりますが、趣味・特技から連想される豊かな人間性をアピールできるよう記載しましょう。

また「音楽鑑賞」や「料理」など単語の羅列ではなく、一言添え、具体的に説明できると更に良いでしょう。

⑧志望動機

志望動機は最も重要な項目です。

「なぜ他のところではなく、ここを志望したのか」「入職したらどのような仕事をしたいか」を前向きにかつ丁寧に記入しましょう。

そのためにまずは志望先をよく調べて、組織にどういう特徴があり、どのようなところに力を入れているか、あるいはどのような人材を求めているかなどを把握する必要があります。また志望先のニーズと、自分のやりたい仕事内容が合致していることは非常に大切です。またそこで自分のこれまで蓄積してきた経験が生かせることができれば、採用の可能性はグッと高まるでしょう。

(例)

前職では急性期の栄養サポートチーム専従管理栄養士として従事していました。栄養サポートチームでは、医師や看護師、薬剤師など多職種と協働し、栄養管理面から患者サポートをしてまいりました。今後は急性期病院の栄養管理から在宅栄養管理へのシームレスなシステム構築が必要だと考え、在宅医療の力を入れている貴社に応募させて頂きました。これまでの経験を生かし、新たな支援事業に尽力させて頂きたいと考えています。

⑨その他特記事項

在職中の場合はいつから勤務できるか、電話対応可能時間などを記入します。

また家庭の事情やご自身の事情等により、シフト勤務が難しい場合や、時短勤務を希望する場合などは、記載しておいた方が良いでしょう。

特に記載する事柄がない方は「特になし」と記載しておきましょう

郵送する場合の封書の書き方

履歴書入れる封筒

履歴書は、折ったり曲げたりせずに郵送します。

書類を封筒に入れる際は、上下・表裏・順番などに気をつけて入れましょう。ホチキスは使用せず、クリップで留めたりクリアファイルに挟んだりして書類をまとめた方が好ましいです。封筒の左下に赤文字で「履歴書在中」といった内容物の案内も忘れず記入しましょう。

郵送の場合は、先方の事業所名、部署、担当者名、自分の住所、氏名、連絡先とともに、送付書類の案内と採用検討のお願いを記入した「添え状」を同封しましょう。

封筒には「添え状」が1番前にくるように置いて、次に「履歴書」「職務経歴書」が続きます。

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