今日は細胞と組織について話していきます。
ヒトは細胞が集まって出来ているということは、色々な場面で聞いた事があるかと思います。
簡単に細胞ってどんな仕事をしているのか、ここで紹介して行きます
1、物質の代謝(何か物質を作ったり壊したりしていることです)
2、物質の移動(家に人が出入りすると同じ様に細胞の中と外も色々な物質が移動しているのです)
3、増殖による新生、維持(分裂して新しい細胞を作り出して数を増すのです。)
では、1からみていきましょう
■目次(押すとジャンプします)
物質の代謝
物質の代謝ってなんでしょうか。テレビでも、日常生活でも、「代謝」という言葉はよく耳にしますよね?
物質を新しく作ることを同化といい、分解する事を異化といいます。
細胞は、人間が生きる為に必要なエネルギー(これをATPといいます。実社会の通貨のようなものです)を、糖質や脂質、またはタンパク質の異化(分解する事)によって生み出しているのです。
物質の移動
細胞で使われた水、栄養分や、その排泄物、イオンなどが、細胞膜を通して、細胞内と細胞外を行き来しています。この行き来する方法にも、種類がたくさんあります。
- 拡散
物質が2つの物質の間に溶質の濃度差が存在する場合、それぞれ濃度の高いほうから低いほうへ移動する。
- 浸透
浸透圧による水の移動。
- チャネル
小さいイオンなどを選択的に通す、タンパク質でできた孔によって物質が移動する。
- 担体輸送体
テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。
- エクソサイトーシスとエンドサイトーシス
物質が細胞膜を通過するための機構
- エクソサイトーシス:小胞によりつめられた物質が、細胞膜と融合し、そのまま外に放出される現象
- エンドサイトーシス:物質が細胞膜にくっつくことにより、細胞膜にくぼみができ、そのまま開口吸収で細胞外から細胞内へ取り込む現象
増殖による新生・維持
細胞は分裂して新しい細胞を作り出し、数を増します。これを増殖といいます。
細胞の運命を決めているのは、核にあるDNAにある遺伝情報です。(DNAについてはまた詳しく述べて行きます)