
治療宅配食の業者の選定ポイント(目次参照)
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管理栄養士が献立を作っており、電話対応もできるか
治療食は、基本管理栄養士しか献立を作れません。
ここは絶対に確認するポイントです。
食事療法用宅配食品等栄養指針に準拠しているか
一つには「食事療法用宅配食品等栄養指針」に準拠しているかが鍵となります。
これはどういったものかと言いますと、
関係学会のガイドラインに基づいた栄養基準を設定。
献立はエネルギー量±5%、たんぱく質・脂質±10%以内、かつ一週間の平均が栄養基準に等しくなるよう作成。
また1日当たり30食品、野菜量は350g以上を目安に変化に富んだ献立食事療法について指導・助言を受けられる医療機関または医師を確保し、栄養管理責任者のもと利用者相談部門、献立作成部門、加工部門等を設置。それぞれの部門には責任者を配し、栄養管理が適正に行われる管理体制を確立
1日に2食または1食のみの提供を行う場合は、残りの食事で摂取すべき栄養量と食品例の情報を提供。また利用者からの食品や食事療法に関する質問等に対して適切に対応する他、アンケート調査等により、利用者ニーズを把握をして献立作成に活用
引用元: 食事療法用宅配食品等栄養指針
要は医学・栄養学的に適正な宅配食品の提供を確保するため、国が定めた製造・取り扱い等の指針なのです。業者を選ぶときはこういった指針に準拠しているかどうか見ておくと良いかと思います。
宅配に関わるサービスが充実しているか
宅配をするにあたって自社配送なのか、委託配送なのかも注意しておきたいところです。
自社配送の場合、宅配と同時に安否確認サービスがあったり、置き場所に融通を利かせてくれたりなど、配送に付加サービスがある業者もあります。
冷凍か冷蔵か
家に冷凍庫がなければ冷凍で配送されてきても意味がないです。
いつでも辞められるか、休止できるか
急に旅行に行く場合、少なくとも前日連絡で休止にできる融通さは欲しいところです。